昨年も長く厳しい夏となりました。体温超え、インフルエンザの高熱並みの気温では、冷房嫌いの私でも「冷えてもいい」とエアコンのスイッチを入れました。
自分で自由に設定温度がコントロールできる環境でも、自分の身体が冷えないようにするのは、案外難しいものです。冷やし始めの体感と、数分後の体感は異なります。ひんやりした冷気に感動するも束の間、そのうち膝、足首などに刺さる冷気が気になりだします。
さらにスーパーや電車となると、状況はかなり厳しくなります。「これが限界」と感じたところで、どうにもなりません。ひたすら耐えるだけです。暑いはずの外へ出ても、すぐに冷房前の身体に戻るわけではありません。冷凍庫から出した冷凍食品を自然解凍するようなものです。
何となくだるい、頭痛、腹痛、下痢など一過性の諸症状は、暑さで温まってくれば回復も早いものです。これに対して慢性的な腰痛や股関節痛、膝痛などへと冷えが進行してしまった場合、持病化して冬の寒さや翌年の冷房でも再発するようになります。
「腎兪」というツボは腰にあります。このツボは東洋医学の腎が弱るとコリというサインで知らせてくれます。押して気持ちが良い、痛い、温めるとほっとするという感覚があるならば、腎がお疲れと考えます。
東洋医学の腎が弱ると、冷房に弱くなるばかりか、暑さにも耐えられなくなります。腎は老化の進行とも関わっています。秋の乾燥肌、老け顔、物忘れなども、腰のだるさと無関係ではありません。腎を養う食材としては、枝豆が旬です。消耗した気血水のバランスも程よく調整してくれます。
【探し方】
へその高さで腰に手を置いて、親指が届いたところ
【ポイント】
冷房による冷えが気になる時は温めてみてください。腰痛、股関節痛、膝痛だけではなく、下痢などお腹の冷えが気になる時にも温めるとよいでしょう。
へその高さで腰に手を置いて、親指が届いたところ
【ポイント】
冷房による冷えが気になる時は温めてみてください。腰痛、股関節痛、膝痛だけではなく、下痢などお腹の冷えが気になる時にも温めるとよいでしょう。
