生きている化石といわれるカブトガニの繁殖地として、私が住んでいる笠岡市には博物館があります。ずっと海の近くに住んでいて身近な存在でしたが、あたりまえすぎて気にも留めていませんでした。しかし、その博物館にパートで勤務するようになり、カブトガニがかわいくて仕方ありません。地元の人にもそのすばらしさをもっともっとPRして再認識して頂けるよう頑張っています。
ジェミニ
(岡山県 48歳)
自分のために時間を使うことが、申し訳ないと思って生きてきました。でも、今年のお誕生日、初めてネイルケアに行きました。指先が美しくなることがこんなに幸せ度を上げてくれるなんて。単なる自己満足に過ぎませんが、嬉しくて嬉しくて、「ママ、爪、キレイ」と息子も大喜び。たまには、自己投資も良いものですね。
サリオ
(大阪府 46歳)
ゲームにどっぷり浸かっている孫。夢中になって、おフロに入る時間がなくなることもしばしば。ばあばが、「毎日必ずお湯につかって、一日のつかれも嫌なことも流してる」と諭しました。が、「わかる~!」と孫の返事は…。「私もゲームにどっぷりつかって、一日のつかれも嫌なことも、流してるんよ~!」と。さすが、今時の子どもは、一枚上手でした
のりニャン
(兵庫県 66歳)
祖母が102歳で先日亡くなり、命のつながりが知りたくなり自分で家系図を作ることにしました。役場に行き取り寄せた資料を見ると嘉永という170年前くらいの人まで遡ることが出来ました。この1人でも欠けていたら私はこの世には居ないんだ…と思うと命の大切さを更に感じる事が出来ました。
ともさん
(山口県 44歳)
退職後、縁あって果樹園で働くことになりました。春、さくらんぼの芽かきに始まり、桃、ラフランス、りんご、黙々と作業が続きます。それは天候に影響される祈るような真剣勝負です。今まではお店で買う物だった果物がこのような努力を重ねて収穫されると思うと改めて感謝の気持ちになりました。農業の経験のない私は、夢中で過ごしました。まるでドキュメント映画を見ているような一年でした。
りんどう
(山形県 62歳)
昨年行政書士を廃業し運転免許を返納しました。これまで仕事を続けられたのは健康だったこと、宝くじに当たらなかったためと感謝しています。今は 一日一首短歌を詠むのと一合の晩酌が毎日の楽しみです。
叶志秋
(山形県 73歳)
稲刈りも終わり、お米がおいしい季節になりました。農家だった幼いころ、この季節は気前のいい父のおかげで新米は全て親せき、知人へ送られ、わが家は昨年の米…どころか、一昨年の米を食べていました。好ききらいのはげしかった私は食が細く、ガリガリでした。父が亡くなった今、おいしい新米を買って食べ、中年太りしている私ですが、ろくに食事もできなかった頃、父をほこりに思い、心が満腹だったなあと思う今日このごろです。
父さんありがとう
(兵庫県 48歳)
私は発展途上国でボランティア活動をしたことがあります。靴磨きをする子供、車の窓拭きをする子供、露店を手伝いながら本を読む子供など様々でした。それでも平和な国でしたので、子供たちに「また明日」と声をかけることができました。今、戦争下で悲惨な状況にある子供たちに「また明日」と言える希望の日々が一日でも早く訪れることを願っています。
やまびこ
(千葉県 73歳)